【ひめごと見聞録 11月号】
秋の夜長、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
紅葉が美しい季節になりました。寒かったり暑かったりしましたが、ちゃんと葉っぱは色づいて秋を感じさせてくれます。
紅葉は木が葉っぱを落とすための準備だそうで、いわゆる冬支度です。寒い冬を乗り切るために、一旦は全てのものを手放してスリム化し、来る春に向けてじっと充電して待つ…というイメージですね。
さて今年の秋は色々と変化がございまして(また改めてご報告したしますが)テンポ良く巡っていますが、日々の忙しさに流されないよう隙間時間を楽しんでいます。
私の日頃の楽しみは数独とクラフト作り。最近は花材を並べて溶かした蝋を入れて固めるだけの、ワックスバーを作っていました。
火を使わないワックスバーは香りを付けて玄関や寝室に飾って楽しみます。
透明感があったり(涼しげで夏向けですね)
余白の美を意識してみたり
黒ベースでレトロシックなイメージで
型にロウを流して花材を配置していくのですが、これがまた思い通りにいかなくて…花材が浮いたり沈んだり、押し込んでロウがでこぼこになったり…完璧に仕上がることはありませんが、作っているときは夢中になります。
そして見様見真似でボタニカルキャンドルも作ってみました。
容器に軸となるキャンドルを入れてその周りに花材を入れ
ロウを流し込み、固まったら型から外して完成
作り方は簡単なのに仕上がりは想像以上に可愛い(と自画自賛・笑) 暫くは見て楽しみますが、火を灯して『1/f(えふぶんのいち)ゆらぎ』に癒されるのも楽しみです。
※『1/fゆらぎ』とは「規則的」なものと「不規則」なものが調和した状態で、水の流れる音や小鳥のさえずり、波の音、木目柄、電車の揺れ、クラッシック音楽、キャンドルのゆらゆらなど身の回りにたくさんの『1/fゆらぎ』があります。
まだまだ制作意欲がおさまらず(笑)ネット検索してみたら、トンボ玉体験という文字が飛び込んできて、よしコレだっと家を飛び出しました。お店について準備していましたら、見覚えのある人が。ガラスのお仕事をされているのに、ガラス教室に通っていらっしゃるなんて『好きなんですね~』
トンボ玉体験では2個のトンボ玉が作れます。
見本をみてイメージを膨らませ
好きな色のガラス棒を選び
ベースの色のガラスを溶かし棒に巻き付け柄を付けます(温度は800℃くらいだそうです)
ゆっくり冷やし、棒から外して完成!
2個とも同じような模様になってしまいましたが両方とも気に入っています。白いほうはネックレスに、グレーのほうはチャームにしようと思っています。
キャンドルもガラスも、熱を加えて形が変わっても、キャンドルはキャンドルでガラスはガラス。その本質は変わりません。しかもトンボ玉に関しては完成品は叩いてもぶつけても割れないほど強いそうです!
私たちの仕事も同じ。世の中の状況が変化する中で、受け入れて対応していかねばなりません。しかし形が変わっても本質は変わらず、より良くを目指してまいります!!
ではまた~