こんにちは!万博の勢い(ひめごと見聞録)のおかげで、ずいぶんご無沙汰な私の投稿になってしまいました。今回は工事現場の風景について、普段見かけるものから芸術作品までご紹介しようと思います。
まずは建設の工事現場には必ずと言っていいほど見かけるこちらです。
こちらは「仮囲い(かりがこい)」といい、工事現場と道路の境に建てるの安全のための塀です。写真のような鉄板で塀や目隠しシートの様な簡易なものなどがあります。写真は現在栄のど真ん中に建設中の「ザ・ランドマーク名古屋栄」の仮囲いです。建物の高さは211mにもなるそうですが、仮囲いの高さは2mほどでした。イラストと星座のパネルで通行人を退屈させない工夫をしてあります。分譲マンションなどは完成予想CGなどが貼られていることが多いですね。
こちらはその近くにあった工事現場でしたが、コーナーにちょっとした和のディスプレイがありました。これからできる建物も和テイストのものなのでしょうか…?無機質な仮囲いでもホッとしますね。
つぎの工事現場は愛知県庁です。愛知県にお住いの方はご存知と思いますが、愛知県庁は建物の上がお城の様になっています。現在、この屋根の瓦の葺き替え工事を行なっているのです。屋根の形が特殊なので、仮設も特殊な形になります。
上空から見るとこのように見えるようです。この仮設を支えるための大掛かりな柱がみえます。この工事は2022年の10月から始まっており、完了は2026年の1月だそうです。期間をみても大掛かりであることがわかりますね。
次は高速道路などの高架で見られるこちらです。たまに見かけませんか?これは高架の補修の際の「吊足場(つりあしば)」です。その名の通り足場が高架から吊られているのです。内部は狭い空間になっていて、高架と足場の狭い間で補修作業を行います。吊ってあると思うだけで怖いですね・・・。
最後は芸術的な工事現場です。
テレビのニュースでたまたま流れた画面を思わず写真を撮りました。調べてみると…
NEXCO東日本のHPより
右側にみえる要塞のようなものは全部仮設足場なのです!群馬県安中市の上信越道で実施している「北野牧工事」の工事現場です。トンネル上に露出していた岩山を削り取って撤去する工事が進められています。高速道路に削った岩を落とさないためにこのような足場となったそうです。
NEXCO東日本によると内部を見学できるツアーがやっていたとのこと。しかしすでに終了…。この工事は令和5年5月からはじまり、工事完了はなんと令和11年の予定!まだ4年もあるのでまたツアーがあればぜひ行ってみたいと思います!