オリーブ設計 スタッフブログ

2021.11.24

条例

Naoya.H

【#30】条例
今回は長久手市にある総合文化施設『長久手市文化の家』に訪れました。
この施設は1998年に市民全体の家になってほしい、
我が家と感じるような親しみの深い施設になってほしい、という願いを込めて開館しました。

設計は以前このブログでも紹介した「可児市文化創造センター」
「mano(マーノ)可児市子育て健康プラザ」を設計された香山壽夫さん。

館内には森のホール、風のホール、光のホールの3つのホールがあり、
演劇やコンサート、美術展や映像鑑賞会に使用されています。
この他、会議室やレストランなどを備えた総合施設となっていて、
第8回愛知まちなみ建築賞に選出されています。

住宅地に面する敷地南側には、十分広いオープンスペースを確保し、
分棟型のスケール感を抑え、近隣との調和を図っています。

外構の紅葉がとてもきれいな季節となりました。

「文化の家」という名前のごとく、各部屋が分棟化され、
周辺の住宅地と違和感のないスケール感になっています。

 

今回、ブログを書くに際してこの施設の情報を調べていたところ、
このような条例を見つけました。

なんと施設名称が、条例そのものの名称になっています!

主に施設利用の決め事を定めている様です。
建築設計という仕事を通じて建物の規制に関わる様々な条例を見てきましたがまだまだ知らないことが多いことに気づきました。