オリーブ設計 スタッフブログ

2021.10.30

Yohei.N

こんにちは。

緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ世界はコロナ禍。人とおしゃべりする機会が減りましたね。今回はそんなコロナ禍で減ってしまった「人の声」についての雑談です。

私はもともとおしゃべりな方なので、最近は大きな声でしゃべっている事が悪い事に感じてしまっています。近年メールでのやりとりが多くなりましたが、やはり声に勝るコミュニケーションはないと思っています。声は人の感情が一番出るものではないでしょうか。私は、文章は「見る」よりも「聞く」方が耳に残って覚えていることが多いタイプです。

私たちの仕事は設計ですが、「声」で仕事をしていることが多いと言っていいと思います。自分たちで考えたもの、作り上げたものをいかにクライアントに伝えるか。納得してもらうか。プレゼンテーションや交渉、時には弁解する場合には「声」を使い分けるものです。言葉が持つ意味と連動して大きさ、トーン、速さなどを変えることで説得力が上がると思います。逆に聞き手からすると、声から話し手の心も読み取って いると思います。準備不足から自信がないときは、声が上ずったり小さくなったり早口になる ことが多いです。ですので私は、人と話すときは自分自身の音のない「心の声」も同時に聞きながら会話するようにしています。

「声は人格であり印象を決める!」

昔ある著名人がこんなことを言っていたことを私はいつも意識しています。
先日の竣工パーティーブログでも弊社代表はしっかりと「声」で仕事をしていました!

声に関してもう一つ余談を。

「人の声を聞きながら食事をすると美味しさが増す」先日、名古屋大学がこんな研究結果を発表したというのです。コロナ禍で友人と思い切り食事をできなくなった昨今、自宅でひとり、ご飯を食べる人も増えたと思います。ひとりで食べる食事は味気ないものです。人と会話しながらの食事はひとりより美味しくなるのは当然ですが、なんと研究結果では面と向かって人と会食しなくとも、動画内の音声で十分な効果が得られるとのことなんです。人の声がひとりごはんを美味しくする調味料になるのだとか。一見くだらない?研究にも感じますが、高齢者のひとりごはんによる「うつ病」対策に期待ができるのだそうです。


ひとりご飯でも人の声で美味しくなります!

さて、最後に悪い例の「声」のお話です。


緊急事態宣言が明ける直前の久屋大通公園の夜の1枚です。
会社で仕事をしているとビルまで届くなにやら大きな叫び声が…。あまりにもざわざわしているので隣の久屋大通公園にいってみると、若者が大勢集まって大騒ぎ。その周りにはパトカーや自転車の警察官が取り囲んでいました。どうやら近所から大量の苦情が来たようです。大ごとにならなかったそうですが「声」の使い方にはよく注意しなくてはいけませんね。

「声」の使い方はさまざま。これからも意識していきたいと思います!