オリーブ設計 スタッフブログ

2021.05.25

2030年の世界

Yohei.N

こんにちは。

今回のテーマは最近メディアなどでもよく聞かれるようになってきた、「SDGs」について少しかじってみました。

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために目標を掲げたのです。その目標は、17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。世界中に対して経済、社会、環境に関して広範囲に課題を提起して総合的な取り組みを示しています。

目標にはそれぞれカラーとイラストが付いていてカラフルなアイコンとなっています。

これがとても目を惹くもので、個人的にドーナツ型のカラフルなロゴが気に入っています。カラーホイールと呼ばれるそうです。胸にこのピンバッチをつけたサラリーマンを見たことはありませんか?

 

そしてこんな写真も見つけました。

この写真は、「SDGs」が採択されたときに、国連の壁にプロジェクションマッピングでお祝いをした模様を写したものです。とてもカラフルでお祭り感も伝わってきますね。

 

さて、私も先日身近なところでも「SDGs」を見つけました。

千種区にある平和公園を家族で散歩していたところ、木を伐採して車に乗せているアニマルトラックを発見。話を聞いてみると、東山動物園のゾウのエサとなる木をとっているところでした。他にもコアラのエサとなるユーカリもありました。

平和公園は東山動物園のすぐ近くにあり、たまに動物の鳴き声が聞こえることも。公園内で樹木を植え、育ててエサとして回収しているのです。近くの公園で栽培し、動物園のトラックで運送することが「SDGs」の取り組みと言えるのではないかと思いました。

 

アメリカの巨大企業のアップルは取引企業に対して、同社の製品を作る電力を100%再生可能エネルギーに振り替えるよう通達しているそうです。これも2030年までの目標。もう省エネは当たり前の世の中になり、再エネに取り組む時代になってきましたね。2030年といってもあと9年。あっという間にその時がきてしまいそうです。「SDGs」は企業としての取り組みはもちろん、個人の意識を変えていくことが目標達成につながりますね!

 

アップルの100%再エネのニュースを見た時に本社Apple Parkの建物が紹介されていました。「SDGs」のカラーホイールのような建物の形をしています。このドーナツ状の屋根は全て太陽光パネルで、電力を100%再エネしているそうです。

とてもスケールの大きな独創的な建物ですが、なんだか内に向いている感じがして、周りの地域と壁を作っているように見えてしまいます。思わず連想してしまったのは…

 

「進撃の巨人」に出てくる人類と巨人を隔てる壁でした!