こんにちは。
激動の2020年も残すところあと2週間となりました。今年は誰もが言うまでもなく新型コロナに振り回された年となりましたね。弊社は仕事への影響は少なからずあったものの、ありがたいことにこの年末まで忙しく仕事ができております。例年クリスマスを待たずに冬休みに入るのが通例でしたが、今年は次なる業務などの関係もあり、久しぶりに会社でクリスマスを迎えることになりそうです。
さて先日、出張した時のことです。その日は天気が良く、行きの新幹線からは富士山がきれいにみえました。
コロナで世の中はガラリと変わりましたが、富士山は変わらずどっしりとかまえ、たくましく感じました。撮影日は先日の大寒波の前のため、雪の無い富士山でした。今は冠雪していますかね!?
さて出張の行き先は、埼玉県の温浴施設の新築工事の現場監理。11月から本格的に着工し、年をまたぐ仕事になります。
現在は地業である「柱状改良」工事の真っ最中です。現地は近くに沼がある田園地帯のため、地盤が軟弱で、構造検討の結果「柱状改良」を選択。
以下、現場の写真です。
番号の入った袋に入っているのはセメント系固化材。
現地の土とこのセメント系固化材を混合して、地盤内に柱状の補強体を造り、建築物を支えます。
使用したセメント袋は番号がわかるように並べられていました。施工会社さんの丁寧な仕事ぶりが伝わってきます。
こちらはお施主様が撮影したドローンによる上空から写真です。今やこんな風に現場を確認することができるようになりました。ドローン撮影をすることを聞いた現場監督は「気が抜けず、引き締まります!」と少し怯えて(?)いました・・・
さて移動中、東武東上線の車内でこんな座席を見かけました。
並列の座席が2人ずつに分かれているのです。これを見て私は、新型コロナの影響によって誕生した座席か?と感心してしまいました。さすが東京はやることが早いなと。
しかし!調べてみると…これはずいぶん前から存在していたものでした!運転室で一括制御される転換型”デュアルシート”と呼ばれるものだそうです。座席は回転し、並びがタテヨコ自由に変えられるのだとか。しかも私の地元、名古屋の近鉄線でも20年以上前から運行されているとのこと。このアイデアはさすが浪花の商人、大阪の鉄道会社!
名古屋に帰ったら皆への話のネタにしようと思っていましたが、言わなくてよかった!ともあれ、電車内での3密を少しでも回避できるモノとしては有効なモノになりそうですね。
猛威を振るう新型コロナに来年も振り回されそうですが、「with コロナ」に対応できるようになっていかなければなりませんね。来年は今年よりも良い年となりますように!