オリーブ設計 スタッフブログ

2024.08.11

塩のチカラ

Yohei.N

こんにちは!
暑中お見舞い申し上げます!

猛烈に暑い日々が続きますが、みなさま体調管理いかがでしょうか。私たち建築業界では、特に現場で働いている方々がこの猛烈な暑さの中、作業しているのを見ていると頭が下がります。熱中症対策は万全にして欲しいと思います。

さて、そんな暑さ対策として欠かせないものが「塩」です。

熱中症対策として「塩バナナ」をご存じでしょうか。先日テレビで工事現場の熱中症対策として取り上げられていました。塩バナナを導入している工事現場では熱中症になった作業員の方が極端に少なかったのだそうです。スイカに塩はよく聞きますが、バナナに塩は聞いたことがありませんでした。バナナに塩をかけるだけというシンプルなものでしたので、さっそく自宅で試してみました!

スイカと同じで、塩のしょっぱさによってバナナの甘さが増したように感じます。食べてから半日、炎天下の中で自転車を修理しましたが、特に怠さもなかったので、効果はあったのかも?!

その他にも我が家では「塩」で今年の夏を乗り切る対策をしています!


塩分チャージ。自転車通勤を続けている私には朝、口に入れて出発するのがルーティンです。


先日、母が夏バテ対策にと梅干しを漬けてくれました。

ラベルをよく見ると…

梅2kgに対して、塩がなんと300g!もちろん、お味は顔が歪むくらいのしょっぱさでした!この猛烈な暑さにはこれくらいの「塩梅(あんばい)」が良いかもしれません!毎日一粒を目標に顔お歪めながら食べています。

言葉でも「塩」は使われますね。最近では人に対してそっけなく、愛想のない態度のことを「塩対応」なんて言われます。対義語は「神対応」だそうです。塩対応はマイナスなイメージが先行しがちですが、見方によっては、媚びない、流されないという軸のブレがないという魅力もありますよね。しかし、実際相手に塩対応をされるとなかなか堪えますが…。

建築の現場でも「塩」のチカラを借りる時があります。
先日執り行われた地鎮祭の時にこんな光景がありました。

地鎮祭の時には盛砂とよばれる砂山が祭壇の横に置かれます。これは盛砂を土地に見立てて、鍬を入れたり鋤を入れたりすることで、土地の神様にこれから始まる工事の模範演習をして見せるという意味があります。

今回の工事建物の外形が大きいため、建物の四隅にこのように塩の山を作って盛砂に見立てて置かれているとのことでした。


お祓いの時はお寺の住職の方も「塩」を持って撒いていました。「塩」には「清める」という意味合いもありますね。 今回の地鎮祭は仏式だったためか、線香とお酒と矢でお清めをするという珍しい方法で、新鮮でした。

まだまだ猛烈な暑さが続きそうですが、たっぷり「塩」のチカラを使ってこの夏を乗り切りましょう!