オリーブ設計 スタッフブログ

2023.05.16

面倒の数だけ愛情が

Naruki.M

晴天の先日、京都府にある物流倉庫の現場へ愛車「ニュービートル」で出かけました。普段は公共交通機関なのですが、仕上がりや法律上のチェックのため、スタッフと供に愛車で向かいました。

右端で休む愛車。そのフォルムはいつ見ても愛らしい。

道中、昼食をし終えたところ… となりに後継車種の「ザ・ビートル」が並んでいました。この金色も素敵! うちにも同じ車種のハバネロオレンジ=橙色がいるのですが…今日は名古屋でお昼寝。

路盤の荒れた現場、そして雨の日を嫌う末っ子の「ザ・ビートル」は過保護にしすぎとも(笑) 今日の「ニュービートル」は年寄りですが(古くても名前はニューなのだ)、我が社のパートナーとして元気に走りまわっています。

さてその彼、年季を重ねるとエアコンの「断熱材」が劣化して、吹き出し口から噴き出てくるようになります。これは乗り継いだ同じ車種3台とも同じ。(同じ車ばかりに乗るなんて~ そんなに好きなのね~)

そこで! ディーラーさんが断熱材を貼り替えてくれることになりました。

ダッシュボードの中から取り出したエアコンダクトのフラップ。右の写真が劣化した黒い断熱材、ボロボロです。それを取り除くと左の写真のような状態になります。

このようなスポンジ材は年月を重ねるとパサパサになり、エアコンの風で車内に威勢よく吹き出してくるのです。夏はそのお陰で、せっかく決め込んだヘアーとワイシャツがゴミまみれに(笑)

実はこの「ニュービートル」はとっくに生産が終了しており、交換部品は本国のドイツにもありません。そこで劣化対策も併せて材質を変えた断熱材に交換するのですが、そのように工夫して根気よくメンテナンスをしてくれているのが、フォルクスワーゲン西大須さん。

その真心が分かるのが次の写真…

なんと、あのフラップを内部から取り出すためだけにこんなに分解しなくちゃいけない! ダッシュボードにつながる各部品は順番に組み立てられているため根気が必要。そしてハンドルにはカバーをかけて作業してくれています。

フォルクスワーゲン西大須さんは、末っ子の「ザ・ビートル」も合わせると過去、実に4台ものビートルの面倒を見てくれています。それこそ本当に面倒な客ですが、社風であろうどなたも親切で、この方々のお陰で年季の入った愛車も大事にできています。

そして私たちが欠かさないないのがこまめな洗車。長くお付き合いをいただいているオーナー様で弊社の車がひどく汚れている所を見た方はいないのではないでしょうか。タイヤにもしっかりワックスを塗ってあります。

隅々まで綺麗に仕上げる心がけは、設計の仕事も同じ。

 

さて、今日の最後に。

 

私のデスクにあるこれは何でしょう?

 

 

 

 

 

答えは…

 

 

 

 

 

用紙の穴あけパンチなんですね~

誠に愛すべきキャラクターです!