こんにちは。
寒すぎず暑すぎずの過ごしやすい季節になってきました。気候も気持ちよいので、休みの日は家族とぶらぶらと散歩する機会が増えました。ゆっくり歩いているといつもの風景が普段とは違ってみえます。特に子どもは何気ない景色にも大人とは違った視点でみえているのか、面白いことを言うのです。
例えばこの建物。
「パパーおうちが誰かに押されて倒れてるー」
確かに一瞬見た時は本当に傾いているのかと思いました。反対から見ると…
こういう造形のデザインなんですね。この傾きが一つのデザインですが、子どもには倒れているように見えるのですね。
他にはこんなものにも。
「パパー大きなモリゾーがいるー」
塔屋が見事に緑化されています。中の建物との間はどうなっているのだろう…と思う私とキャラクターにしか見えない子ども。懐かしの愛知万博のキャラクターですね。
さすがにコレはおばけにしか見えないようで、ビビって近づこうともせず(笑)
子どもの目線というのは面白い。同じものを見ても大人では思いもよらないものに見えるのですね。 近所を散歩するだけでこんなにも目線の違いを感じました。
さて、家に戻ろうかと思ったところ、また息子が叫ぶ。
「パパーこの家怪獣に壊されちゃってるー」
廃屋の空き家でも見つけたか?と思いきや…。
おいおいこれは!本当に危ない!どうしてこうなった!?柱が…ない!
よく見るとこの建物は「地区集会所」「老人憩いの家」と書いてありました。建築に携わる私にとってはヒヤヒヤ。「デザインの可能性もあるんじゃ…断面に鉄筋が見えないし。」そうとも見えるが真偽はいかに。
本当に壊れてるのか?デザインなのか?機会があれば聞いてみようと思います!
散歩をしていると紅葉が進んで、秋の訪れを感じることができます。私は秋が大好きです。葉が落ちてあっという間に冬が来てしまいますが、もうしばらく秋を楽しみたいと思います。
ふらりと立ち寄った神社の紅葉。これには大人も子どもも「キレイ」という同じ感想でした。