こんにちは。
ゴールデンウィークは天気の悪い日も多かったのですが雨の合間を縫って、息子の中学校の課題対策も兼ねて守山区志段味にある「しだみ古墳群ミュージアム」を訪れました。
名古屋市にはおよそ200基もの古墳があるそうで、その中で1/3の古墳が集中して残っているのが、名古屋市の北東端にある守山区志段味です。3年前の2019年4月にオープンしたばかりの比較的新しいミュージアムです。
ミュージアムの建物の他に、実際の古墳を散策しながら見て回ることができる屋外広場があります。メイン?の古墳はきれいに整備された山となっていて登ることがきました。
奥にみえる山が名古屋市の最高峰の東谷山!(とうごくさん…最高峰といっても標高198メートルですので古墳に隠れてしまうほどですが)
ミュージアムの館内には実際の土器も展示されています。
建物の紹介はブログ「もっと建物探訪」ではないので省略しますね。
それにしても土中から大昔のものが出てくるなんて、ロマンがあってワクワクします!しかし、建築工事においては少々厄介なものになることがあります。それは建物を建てる際の基礎工事などで土を掘っている際に、土器などの遺物や遺跡が出てきてしまった時。お宝発見?!とはいかないことの方が多いのです。
簡単に申し上げますと…
・行政や警察への届出手続が必要
・調査費用を建築主負担の場合も
・調査の期間中は工事がストップ
ということになってしまうのです。しかも、文化財と認められ所有者が判明しないものは、原則として都道府県に帰属されるため、土地所有者が出土品所有者にはならないそうです。お宝であっても自分には何の利益もないのです。
国にとっては貴重なものでも建築主からするといい迷惑となってしまいますね。見つけてしまったら「そっと」なかったことにしてしまう…なんてウワサも聞いたことがあります。
土中の厄介ものは他にも。コンクリートなどのガラが出てきてしまうケースです。昔の建築主が臭いものに蓋をして埋めてしまったものです。昨今、建材の廃棄にかかる費用が高額になってきていて、建築主にとっては思わぬ出費になってしまいます。
私たちの仕事も同じですね。怪しい(臭う)ことに蓋をすると、あとで大ごとになって出てきてしまうのです。臭うことに蓋をせず堂々と向き合っていくよう、再度気持ちを引き締めて取り組んで参ります。
最後に私も古墳時代を体験しました!蓋をしたいような恥ずかしい写真ですが、あえて載せてみました…。