オリーブ設計 スタッフブログ

2021.06.26

それは「禍」ですか?

Hisako.I

【ひめごと見聞録6月号】

ふと思うと1年の半分が終わってしまいますね。早っという感じです💦

今年に入っていくつかの講座をオンライン受講しました。コロナ以前からもオンライン講座がチラホラ開催されていましたがコロナ禍で一気に加速。私は対面派なのでオンライン受講は避けていましたが、こうなった今は仕方なく…我慢できず…いくつかの講座に申し込みました。私の師匠的存在は3人。その先生方のオンライン講座です。

初のzoom講座の受講生には、シンガポールや韓国在住の方が。その後の講座にもフランス在住の方やアメリカ在住の方々。そういえば講座の詳細には、【開始時間:日本時間10時~】という表現になっています。なるほどこういうことかっと納得。

今までなら交通費と時間をかけて、スケージュール調整をし、身なりを整え、手土産を持って出かけていたのが、zoomだと開始5分前着席でOK! 寝起きですか?という方や、仕事帰りの電車の中です という方もいらして、なんてお気軽、お手軽。対面ならではの空気感は味わえませんが、私自身の発想を転換しただけで有意義な時間を過ごせます。これもひとえに「コロナ禍」のおかげです。

「コロナ禍」の「禍」とは~~予期していなかった災難や不幸、厄などを意味する語。音読みでは「か」、訓読みでは「わざわい」「まが」と読む。禍の対義語、反対語は「福」である(Weblio辞書より)~~

はい、私はコロナにより「福」を得ました。人々の活動が制限されたことで、自然環境が改善しているという話も聞きます。インドでは今回の騒動で大気は改善されヒマラヤ山脈の絶景が確認され、イタリアの観光地ベネチアではクラゲが泳げるほど水質が改善され、タイでは環境破壊により絶滅が危惧されていたジュゴンが大群で発見され…私自身も無駄な外出は控えることで時間と労力の温存、家時間が増えることで家族とのコミュニケーション強化、離れて暮らす両親や友人に普段以上の近況連絡を取り合ったり…など「福」がたくさんです。

コロナが引き起こした負の要素は枚挙にいとまがないですが、ちょっと視点を変えるとその逆のことも言えますね。つまり「禍」と「福」はセットで存在しているということ。私たちはつい、一つの視点から物事を考えがちです。他の視点からはどうなのかという発想の転換や、固定概念から脱皮することで新しい選択ができるかもしれませんね。

禍を転じて福と為す

起こってしまっとことを嘆くよりも、コトを受け入れ環境の変化に対応していきましょう。

前向きに! 前向きに!!