元号が平成から令和に変わり2ヶ月弱が経ちました。身の回りに「令和」という言葉も増えてきて、ずいぶん馴染んできました。
先日、小学生の息子が学校から持ち帰ってきた子ども向けの新聞を読んでいて気になった写真が。。。
これ、なんでしょう。パッとみたら令和記念のお菓子かな?よく見ると文字が裏返し?
新聞の中を読んでいくと答えが。。。
実はこれ訂正印なんです。「令和」の下にある二本の横棒がミソだったのです。二本の横棒は平成を消すための二重線。うまく考えたなぁと感心してしまう私。勘のいい人はすぐにわかるのでしょうが、私は全く分からなかった。
記事によると、昭和から平成に変わる時にも作られていたとか。確かにまだまだ平成の文字が残っている書類が身の回りにはたくさんあります。弊社も平成の時に設計を終えて申請待ちしていた書類があるのですが、日付が平成のまま。印鑑が押してある書類などは訂正が必要ですよね。
実際にこの訂正印が活用されるかどうかはわかりませんが、この発想には驚きました。「なるほど」という感心と同時に、自分のアタマの固さを痛感しました。「広い視野と柔軟なアタマ」は設計・デザインにはとても大切なことです。子ども向けの新聞で改めて考えさせられました。
ただ、子ども向けの新聞にしては内容がオトナな記事ですね。