屋根の周囲の笠木(壁のてっぺんをふさいだ部分)を金属材で施工した場合、その継ぎ目のジョイントに、コーキング材を打ち込むことが多々あります。コーキング材とは時間が経過するとゴムのように固まるパテ状の素材のことで、雨風の進入を防ぎます。しかし完成後間もなくして、打ったはずのコーキング材が消えて無くなってしまう建物があったのです!けっして溶けて流れてしまうとかではないのです。
業者さんが見張っていたところ…犯人はカラスだった!どうやらコーキング材が美味しいのではなく、固まるまでに付着した虫を食べにつついたようです。カラスの多い土地柄なのか?対策はカラスの嫌がる鉄線を張りめぐらせることに。
さてさてその屋根の悩み。インドネシアの鉄道会社でも、頭を悩ませているとの新聞記事を読みました。こちらはなんと、電車の屋根に乗車する乗客が続出しているとのこと。その客の乗車理由は無賃乗車やスリルを求めて…事故も多く困ってしまった鉄道会社。
そこで鉄道会社の採った対策①
屋根に放水!それに対抗した乗客はなんとレインコート着用で対抗!
そこで鉄道会社の採った対策②
滑って登れないよう屋根に油を塗る!(なんと原始的)こんどは鉄道会社の身内・車両管理部から電気系がショートして発火の危険アリと中止。
あきらめない鉄道会社の対策③
線路上にサッカーゴールのようなアーチを設け、電車の屋根ギリギリにコンクリートの大玉を吊るす、名づけて『ゴール・ボール作戦!』それに対抗した乗客は、なんとなんと、ヘルメットをかぶって乗車!(なんというツワモノ)
それでも…
あきらめない鉄道会社の対策④
汚れた水をひたしたモップをアーチに吊るす、その名も『悪臭作戦!』(くっさ~)
もう喜劇の世界(笑)