愛用の腕時計が止まって2週間・・・
2019.02.01 小さな古時計 ← 前々回ブログ
新しい主治医が見つからぬまま時は過ぎ、時間は止まったまま。仕事のリズムにも影響が出始めました。これまでの長年の癖でついつい腕を見てしまいます。そこにはもうパートナーがいない・・・
もう待てない!
思い切って15年ぶりに、新しい腕時計を手に入れました。が!
スタッフに見せたところ「同じの買ったんですか?」と言われる始末(笑) デザインはそっくりですが、前回はドイツで購入した「ドイツ鉄道の時計」に対し、今回は『スイス鉄道の時計』なのです!つまり国境を越えました(笑)。購入したのは『モンディーン』というスイス国鉄公式時計のメーカーのもの。そのメーカーはスイス国鉄の駅に時計を納入しています。
文字盤と裏蓋面にはスイス国鉄の『マーク』と『3つの略称』が刻印されています。
SBB・・・ドイツ語
CFF・・・フランス語
FFS・・・イタリア語
んっ!?
スイスは4カ国語が使われているはず!
調べてみるとロマンシュ語が使われる地域の鉄道は私鉄のみで、スイス国鉄は走っていなかったのです(笑)
昨年、スイスを旅行した時のアンデルマット駅での写真。ここにも同じデザインの時計が掲げられています。
チューリッヒ駅で出発を待つウィーン行きの夜行列車。その時を刻むのも同じデザインの時計です。
真新しい腕時計を見るたび、大好きなスイスの鉄道の旅に思いをはせる私。デザインは変わりばえしなくとも、そこへの思い入れがあせることはありません。嬉しいときも、悲しいときも、心暖まるパートナーです!