6月に入り、この夏にリニューアルする店舗の設計業務は最終コーナーを迎えました。様々な角度から描かれる図面が仕上がるにつれ思わぬ問題点も発覚、それを解決する繰り返しです。さらに照明や空調などの設備も考慮しなくてはいけません。多くの困難がともないます。
しかし、その問題点や困難をひとつ、ひとつ、スタッフと解決していく作業は実に楽しいものです。これぞ設計の醍醐味!そこに多くの議論が存在します。その原動力は『クライアントのために、よりよい建物を!』という使命感、言い換えれば『愛情』です。私とスタッフ、あふれんばかりの情熱をもった仲間と仕事できることに幸せさえ感じます。
さて、社外に目を向ければ、引渡し間近の住宅、鉄筋組みとコンクリート打ちを繰り返す住宅現場、着工する改装建物、見積りが始まる店舗、社内では次なる店舗のデザイン検討にも入り、相変わらず充実した日々が続きます。
久しぶりに旧知のオーナー様とも再会しました。会社を訪ね、昔と変わらぬソファーに腰かけるとなつかしさが込み上げてきました。先代のオーナー様のこと、これまで手掛けた店舗、そこにまつわる苦楽の数々、この度のプロジェクトも何としても成功させたい!新たなオーナー様からのご依頼も嬉しいものですが、旧知のオーナー様からのご相談はまた格別です!
6月に入り『月』は変わりましたが、弊社の『ツキ』は変わりません!それに慢心せず、さらに愛情たっぷりの仕事を!