オリーブ設計 スタッフブログ

2012.04.06

優しさをのせて

Naruki.M

昨今では文章を作成する手段は、パソコンをはじめ、携帯電話、端末など「電子機器」に頼るものばかり。もちろんこのブログもそうです。そうした時代において、私が文章を作成するにあたり「紙と筆」とは決定的に異なる方法をとっています。

それは、まず文章の脈絡に関係なく思いのままに入力。最後にコピー&ペーストで文章の順序を入れかえ完成。その方法は意外と頭の中を整理しやすいのです。

反対に、その「文明の利器」の弊害も。機器のおかげで漢字変換が容易、ついつい使い慣れない漢字までも変換して使用してしまうのです。みなさんも必要以上に漢字が多すぎて「事務的な堅苦しさ」を感じたことがありませんか?(堅苦しいという漢字もまた、かたぐるしい・笑)

例えば、相手に感謝の気持ちを伝えたいとき『有り難う御座います』と漢字変換するよりも『ありがとうございます』のままのほうが、優しさも伝わる場合があるのではないでしょうか。どんなに文明が進化し、言葉を文章に変換することが容易になったとしても、ひらがなの優しさ、美しさ、大切にしたいものです。


お住まいの完成後、オーナー様のご家族から頂いた直筆のお礼状です。手書きに勝るものはありません。喜んでくださったお気持ちが十分伝わってきました。文章に優しさをのせて…