オリーブ設計 スタッフブログ

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2026.09.07

世界地図の革命!

Naruki.M


なつかしい帝国書院の「中学校社会科地図」ほかの授業でも眺めていたなぁ…今でも持ってます(笑)

 


その「中学校社会科地図」表紙を開くとまず出てくるのが、おなじみの「世界地図」です。

 


そしてこれ!このたび国連総会で採用された「イコールアース図法」の世界地図(ウィキペディアより)

横に進むほど歪んでいますね。しかし地球のような球面を適正な面積割合で平面に落とすとこうなるのです。別名で「正積図法(せいせきずほう)」とも呼ばれます。

ちなみに国連総会の加盟171カ国のうち、反対したのは1国…アメリカ合衆国のみ!これまでの地図よりも自国が小さく見えることを、かの大統領が気に入らなかったのも想像がつきますね(笑)

 


それに対してこれまで採用してきた「メルカトル図法」よくお目にかかった世界地図ですね。(子供の習い事図鑑より)

この地図は古来より航海に適している反面、北極や南極に近づくほど引き延ばされて大きくなってしまうのです。その「ゆがみ」により地図の右上にあるグリーンランドは、なんと実際の割合よりも14倍に見えているとか。

逆にこの「ゆがみ」がアフリカ、中南米、南アジアの大きさを実際より小さく認識させる一因となり、世界に対する不均衡な見方を永続させています。さらに南側の地域における社会経済的な実態、インフラの必要性、開発の潜在力、繁栄の規模を小さく見せる要因ともなっており、環境、地政学、安全保障の分野で偏見を助長する可能性があるため、国連は新たな世界地図の採用に至ったようです。

さてさて…

話は変わってうちの娘、幼稚園のときに学芸会かなにかで「パナマ」の国旗を作るお役目がまわってきました。そしたら娘は国旗に興味を示し、全世界の国旗と国名を覚えてしまった!子供の記憶力はオソロシイ(汗) そんな娘のため、自宅のトイレに貼ったのが上にある「メルカトル図法」の地図。

 

それをあるときに…さかさまに貼り直しました。新鮮に感じませんか? それにほとんどの大陸は赤道よりも下、北半球に片寄っていることもなぜか感じやすいのです。

 


そしてさらに! 太平洋の真ん中で切り取って、左右を逆に貼ってみました。

これはまだ幼稚園の娘にとって衝撃的だったようで、トイレで見るやいなや「こんなの世界地図じゃない!」と泣き出しました。

私が教えたかったのは、日本…自分中心にモノの見方をしてほしくないな、と。ヨーロッパやアメリカではこのような見方をしている…日本は端っこ、私たちの住む地域は「極東」と呼ばれるのも分かります。今になってみると、さらに「イコールアース図法」の地図を貼って正確な面積割合を伝えても良かったな…とも思いますね。

 


そして地図を反転させることで私が気づいたことをひとつ。大韓民国、北朝鮮、中国(首都・北京市の視点)から太平洋をみると、日本が蓋をするような位置に横たわっていますね。この心理が仲良くなれない原因かも…ましてやその間の海の名称が「日本海」、大韓民国が国連に「東海」と名称変更を訴えているのもわかる気がします。

日本地図でも「北が上」の概念をはずすと見えてくるものもありますよ! いち度お試しあれ。

 


さてさて、ヨーロッパへ旅をしたときのこと。こんなルートで飛ぶのかなぁ…と考えていました。(当時のアフガニスタンとか「スタン」が付く国の上空は怖いなぁとも)

 


ところが、地球儀で日本からヨーロッパを紐で結ぶと…

 


なんと最短距離はロシアを横断します! 旅行当時、深夜でちょうどモスクワの夜景も空から見ることができました。

 


赤道を正面にみると飛行ルートさえも見えない(笑) 最短距離がまったく間違っていたのも世界を平面で考えてしまった弊害ですね。

昨今の社会情勢ではロシアは緊張状態、今でもその上空を飛んでいるのでしょうか…?

地球はまるい! 人間もまぁるくいこうよ!