【ひめごと見聞録 5月号】
まだ5月半ばだというのに強い日差し、そして夕立のような急な気候の変化に備え、晴雨兼用の傘を持ち歩くようになりました。長かったゴールデンウィークが明け日常が戻ってきましたね。
これは5月10日の朝日新聞の記事です。東邦ガスがサーモンの陸上養殖事業に取り組んで2年目を迎え、前年の2.5倍の出荷量を想定し、さらなる事業拡大を目指す という内容です。

ん? なぜ? 東邦ガスがサーモン養殖?
と最初は驚きましたが、内容を読むととても理にかなっています。
LNG(液化天然ガス)を気化するときに発生する『冷熱』を活用し、サーモンの育成に必要な低水温環境をつくっているとのこと。本来であれば使われずに終わっていたエネルギーを、別の価値へ変えている取り組みでした。
ほかでもこのような取組があるのかと気になって調べてみると、世の中には同じような発想の事例がたくさんありました。
例えば新聞印刷工場で、きくらげを栽培していたり、メダカの養魚をしていたり。
印刷工場というと紙やインクのイメージがありますが、温湿度管理が得意、24時間稼働している、設備管理に強い という特徴が、実は菌類栽培や養魚とも相性が良いそうです。
また、ガラス工場の排熱を利用してコーヒー栽培に取り組んでいる事例もありました。
本業のあたりまえ からの~副産物
その視点が面白いなと思いました。
ちょっと形は違うかもしれませんが・・・友人が少し前に、夜だけ営業しているバーを昼間だけ借りて、グリークヨーグルトを販売していました。夜はバーで、昼はヨーグルトショップ。お店側にとっても、友人にとってもWin Win。農業に例えるなら二毛作ですね。
弊社でも何か取り組めることはないか考えてみました。
事務所内の不要なモノと言えば、タイルや壁紙などたくさんのサンプルと期限切れのカタログたち。もれなく廃棄処分されるものですが、ちょっとしたクラフトの素敵な材料になります。(画像はネットより)
![]() |
![]() |
ですが・・・消費するには微量すぎますね(笑)
そして設計事務所としての専門性と長年の経験を生かして、建築士を目指す若者の育成や建築にかかわる「よろず相談」はいかがでしょうか。カフェの機能を追加すれば収入も・・・

実は事務所の近くに司法書士さんのやっているカフェがあり、ずっと気になっているのです。司法書士事務所でもありカフェだけの利用もOKだそうなので、また行ってみたいと思います。
コロナ禍にはじまり、戦争や世界情勢、そして急速に進むAIの発達など、時代は大きく変化し続けています。
どんな時も変化を恐れず、しなやかに順応しながら、自分らしく楽しさや心の豊かさを大切に過ごしていきたいですね。
まずはおいしいコーヒーを飲んでホットひと息つきましょう。

新しい発想は、いつも“余白”の中に静かに宿るのだと思います。
ではまた・・・


