オリーブ設計 スタッフブログ

NEW
2026.04.30

強行突破

Yohei.N

こんにちは!
4月も最終日となり、早い会社は大型のゴールデンウィークに突入している頃でしょうか。

世界の情勢に目を向けると、アメリカとイランの対立からホルムズ海峡が封鎖されてもう1か月が経ってしまいました。

テレビニュースで連日のように目にしますが、建築業界ではこの海峡封鎖が大打撃になっています。中東から原油などが届かないことで、資材が高騰。特に住設機器が出荷停止というニュースにはかなり危機を感じています。

最近の見積書には「世界情勢により…」との注記が書かれるようになりました。弊社でもこれから着工する案件があり、不安が募ります。

そんな中でも、日本籍の船舶がホルムズ海峡を突破したという明るいニュースがありました。イラン側との交渉の末とのことでしたが、実際には「強行突破」したのではないかと思いましたが、良い兆しになるといいですね。早く他の船舶も「強行突破」ではなく、通常通り航行できるようになることを願うばかりです。

暗い話になってしまいましたが、前向きな「強行突破」のお話です。
先日、ある市の消防署へ建築のための協議に行ったときに駐車場にあったものです。

廃材置場かなと思っていましたが、よく見ると不自然に破壊されているのです。

この光景に私はピンときて協議が終わった後に消防署の方に聞いてみました。

「あれは強行突破のための訓練の跡です」

やっぱり!

火事や災害の際への対応として、コンクリートの壁などを破壊する訓練をしているのだそうです。日ごろからこのような訓練をしてくれているのだと思うと、人命救助をしていただいている消防隊員の方々には頭が下がりますね。

店舗などは火事の際に、基本的には建物に消防隊員が侵入するための開口を設ける必要があります。「有窓開口」といって、私たち設計者もこの開口を考えながら設計をしています。ちなみに鉄の扉をこの「有窓開口」として利用する場合、ほとんどの市町村では外から鍵を開けるための小窓を付ける必要があるのですが、この消防署の管内は珍しいことに、小窓を付ける必要は無いとのこと。なぜか聞いてみたところ・・・

「有事の際は扉を蹴破って強行突破しますから!」

なんとも頼もしい言葉でした!