こんにちは!
9月に入ったというのに全然涼しくなりませんね…。家でも会社でもまだまだエアコンが大活躍中です!
さて、学生達も夏休みが終わりダルそうに学校へ出校していく姿をたくさん見るようになりました。私は今年の夏休みも高校生の息子の夏の宿題を手伝わされることになりました。。。
今年、私に回ってきた宿題のテーマは「身近な外来生物の実態調査」というもの。身近にいる外来生物を5種類探してきて深掘りするというものです。ミッションを達成すべく、探し回りました。何が外来生物かもわからず探し回りましたが、最近はとても便利なアプリがあることを息子から教えてもらいました。
「Googleレンズ」というアプリ。
対象物の写真を撮影するだけで候補となるものを探してくれて、その解説まで導いてくれるのです。Googleが出しているものなのでご存知の方も多いでしょうね。
この有能なアプリのおかげで5種類は早々に見つけることができました。
(ミシシッピアカミミガメ、ヌートリア、ヒレタゴボウ、チェスナットオーク、ナガエツルノゲイトウを見つけました)
調べてみて分かったのですが、この外から来た生物達は公園の池や田んぼや河原などで見つけたもので、本当に身近なところに定着しているのです。他にもまだまだ見つけましたが、説明のしやすい5種類を選びました。この「外から」やってきたGoogleのレンズアプリ、使ってみるとおもしろいですよ!
「外から」というテーマでもうひと話。
夏休みに家族で神戸へ遊びに行ったときに神戸らしい歴史的な建物が見たいと「神戸大学」へ立ち寄りました。おもに文系の学部がある「六甲台第二キャンパス」は国の重要文化財となっている建物が敷地内に立ち並んでいました。
昭和初期に建てられたこの建物は洋風のレトロな外観で重厚な作りが特徴です。「白亜の殿堂」と呼ばれていて、戦争を耐え抜いた歴史ある建築物です。
建物の横には説明書きの看板が立っていたので読んでみました
最後の方にこんな残念なこと(赤枠部分)が書かれていました。(下に要約しました)
・戦争中、白い外観が仇となった
・山の中の白い建物が目立ち、外敵からの空襲目標となった
・周囲からクレームが相次ぐ
・建物全体を黒い布で覆い(!?)カムフラージュを試みたが効果なし
・最後には黒いアスファルトで外壁を塗りたくられた(!!)
・さらに垂れ落ちたアスファルトで玄関先が黒くみすぼらしくなる
・そのみすぼらしい姿のまま敗戦
美しい「白亜の殿堂」が外から見ると目標物になってしまったのですね。この白く美しい建物が黒塗りにされてしまったのを想像すると・・・さぞみすぼらしかったでしょう。よくぞ今の姿(元の姿)に戻してくれたと思います。
私たちは大学の休館日に行ったので、残念ながら内部までは見れませんでしたが、六甲山の中腹あたりに建っているため海まで見えて良い場所、良い建物でした。
大学から港の方を見た景色
その他、この六甲台第二キャンパスにある建物はほとんどが国の重要文化財になっているので、ぜひみなさんも行ってみてください!六甲山の「外から」も白亜の殿堂が見えますよ!