オリーブ設計 スタッフブログ

2023.03.04

隔離 と 共存

Naruki.M

マスク着用の緩和、5類に移行、コロナという存在が人類と「共存」しつつあるということでしょうか。しかし先日、スタッフのご家族が感染、濃厚接触者にあたるスタッフと相談した結果、図面納期が差し迫っていて、リモート「隔離」しながら業務をすることに。

これもネット社会の成せる業。パソコンとインターネットのお陰で業務は継続。しかし!私たちスタッフが再認識できたことはもっと他にありました。それは…のちほど。

Anders Hansenさんの著書・スマホ脳によると、人類の歴史の長さを「1万個の点」で表現した場合…

コンピューターが存在したのは点3個!

インターネットが普及したのは点1個!

長い年月のなかで脳の進化をとげた人類においてコンピューター、特にインターネットと共存するのはまだあまりにも短い。依存しすぎた使い方は思わぬ弊害も産むのはやむを得ないのかもしれない。


便利であるもののどこか孤独…

私は「1万個の点」で例えると、長い年月をかけて人類がはぐくんできた文化や創造「9999個の点」を大切にしたい! そんな建築を創りたい! 「ひとり」よりも「ふたり」よりも多くの「人とモノ創り」がしたい!


これまでも数々の議論から「オーナー様への贈り物」が生まれた…

顔を合わせ、実物を見ながら、意見を交わし、その「空気を感じながら」モノ創りできる楽しさ! これはリモートでは味わえない。というかリモートでは「より良いモノ創り」ができない! それが今週、スタッフが完全復帰して一番感じたこと。

すべての物事には裏表があって、便利さにはその代償もともなう。ネット社会の現代においてその存在を「隔離」することはできない。ようは上手に「共存」する…友達になることですね。

という私もこの瞬間、インターネットがあるから貴方とつながっている(笑)