【ひめごと見聞録　１０月号】

秋晴れの週末、
『Maison par la mer(海沿いの家)』の完成引渡しでした。

春から工事が始まり、終わってみるとあっという間で少し寂しいです。その家に住まう人の幸せを願い、思い浮かべ、より良くなるように取り組んできました。商店建築ですと不特定多数の人に視点を向けますが、個人住宅ではピンポイントな視点になるので、つい入り込んでしまいます(笑)

基礎や上棟の時には、『案外ちいさいね』とおっしゃっていたお施主様でしたが、壁ができ、天井ができ、内装工事が進んでくると『おおきいなぁ、ゆったりしとるなぁ』っと実感してらっしゃいました。

ゆったり暮らしたいと当初からおっしゃっていたので、リビングはもちろん、廊下や洗面室、浴室なども広めの設計です。

心配事や迷い事などはすぐに連絡を下さったり、こちらからの問いかけには即対応してくださったり、とてもリズムよく打ち合わせが進みました。完成するまでには何度も「ありがとう」「宜しくお願いします」の言葉を頂きました。こちらこそ「ありがとうございます」の気持ちでいっぱいです♡

さてさて以前(６月)のMaison par la merブログで「この丸いのは何なのか･･･どうなるのか･･･これはまたのお楽しみ」とご紹介しましたが、最終的には別のものとなりました。私たちの思う『素敵な暮らし』のご提案と、お施主様の考える『快適に暮らす』をかけ合わせて。

まだまだバリバリと仕事をされているお施主様です。いつも明るく元気なご夫婦でしたので、打ち合わせの時は私たちもいい時間を過ごせました。ここに住まうことで、これからの活力になることを願っています。

(他の写真は設計実績をご覧ください。近日中にアップします！)