【ひめごと見聞録4月号】
今朝ふとテレビをつけますと林真理子さんが出演されておりギネス認定の話題でした。
追記:1983年8月4日号からスタートした連載が、去年の7月2日時点で1655回となり「同一雑誌におけるエッセイの最多掲載回数」としてギネス世界記録に公式認定されたようです。
トークの中で林真理子さんは、「エッセイのネタは向こうから来てくれる、失敗談もたくさんあるので」とおっしゃてましたが、MCの方々は「通常だと気づかずに通り過ぎていることを、林さんは見過ごさず何かに気づいて感じてらっしゃるんでしょうねぇ」という意味合いのことをおっしゃってました。日常の他愛ない出来事が綴られたエッセイが37年も続くなんて努力の賜物というか才能というか素晴らしいですね。
日々のルーティーンの中でも気づくことはたくさんあるはずで「前回と同様」の仕事をしていると技術や感覚は鈍り、仕上がりは低下していきます。つまり現状を維持してると思っているなら、それは退歩の証であり、また切磋琢磨して向上していても、周囲の人からは(なんとか)キープしてるね、と見られるんですよ。と言われたことがあります。
「前回の成功」は「今回の最善」ではないので、より良くなるよう都度、臨機応変に対応していきたいですね。指針やマニュアルがあるなら、その通りにするのは当たり前。その1ミリでも上を目指して動けるように心がけるなら、それは「気づき」。そしてその気づいた分だけが積み重なっていくのです。
林真理子さんは日々の小さな気づきを積み重ねることでギネスに到達しました。「偉業は一時的な衝動でなされるものではなく、小さなことの積み重ねによって成し遂げられるのだ」(フィンセント・ファン・ゴッホ)
さてさて今日で4月もおしまい。明日の5月1日は弊社の創立記念日、なんと19周年。
「気づく」ことは「築く」こと。
日々精進してまいります。