デザインには正解がない!
住まいであれば住まう人々がデザインを気に入るかどうか、それがひとつの基準になりますが、商業施設は多くの人々が訪問しますので「好き好み」も千差万別です。つまり正解が見つからない! 私たちが手掛けている温浴施設もちょうど、その答え探しの真っ最中です。
さて弊社には、代表者の私が独断でデザインやカラーリングを選定、決定してゆくルールがありません。老若男女?のスタッフがそれぞれアイデアを持ち寄り、意見交換により決定してゆきます。代表者の私にはデザインやカラーリングの「選択権」はなく、最後の『決裁権』があるのみ!
そのほうが、ベテランの意見、フレッシュな意見、男性的や女性的な意見、バランスよく融合させることができるのです!
先日、CGパースにてプレゼンを行った温浴施設。オーナー様よりご承認をいただいたデザインに、仕上材をコーディネートしてゆきます。
まずは、それぞれが個性を活かして仕上材を選定。サンプルを取り寄せコーディネートしてゆきます。新しくできた店舗や新商品の仕上材など、常日頃から情報収集しているコーディネーターの腕の見せどころ。
そして、熱い議論を交わします! 施設づくりのコンセプトに合っているか… ターゲットとなる来客に感動を与えられるか… メンテナンス性はどうか… 予算通りに収まるか…
デザインに関しては遠慮のない?社風ですので、満場一致になるまで意見交換を積み重ねます。そうしてゆくうちにバランス感覚のよいデザインやカラーリングになってゆくのです。
しかし!それが正解とは限らないところが難しくもあり、この仕事の面白さでもあります。そう、私たちの仕事には正解がないのです!
そして、使い道いろいろ・・・(←クリック)