残暑お見舞い申し上げます。みなさま、この夏をいかがお過ごしでしょうか。弊社は9日間の夏季休暇に入りました。そんな中、今日は愛車でお出かけ、車中お見舞い申し上げます(笑)。
事務所ビル内の機械駐車場。颯爽と出庫します!
郊外は行楽やお盆の帰省ラッシュが始まったものの、市内はスムーズに走り抜けられます。ハンドル横の『一輪挿し』は愛車の必須アイテム。ヒマワリは夏の花、そして元気になります。ハンドルさばきも軽快です!
この車が愛おしくてたまらない・・・同じ車種に2台乗り続けたほどです! しかし、それにしても私の様子が(いつにも増して)おかしい。
到着したのは、お世話になっているフォルクスワーゲン西大須さん。恒例の修理でしょうか?(確かに車は高齢だが・笑)
・・・まさか!
ここで先月7月10日の新聞記事を。デザインを更新しながらも80年もの間、生産され続けてきたビートルシリーズが、とうとう生産終了になりました。私が今乗っているのは、ひとつ前のタイプ。丸みを帯びたスタイルとライトグリーンのカラーリングが大のお気に入り。
しかし誕生して20年、さすがにあちこち傷み出してきました。見送ってくれるオーナー様の前でドアの取っ手がもげた時は、笑ってごまかすのが精一杯。
もしも・・・この愛車の代わりの存在があるとしたら・・・オレンジ色のビートルかな・・・でもオレンジ色は有償オプション・・・生産が終了しているので無理か・・・
出張先で電車の待ち時間があったので、何気なくディーラーの担当者さんに電話をしたところ・・・海の上に1台だけあるとのこと!? つまり海外の生産工場から『最後のオレンジ色のビートル』がまさしく今、船で運ばれていると!
その良き縁を逃す手はない、
次の日、契約してしまった!
ディーラーさんからの成約御礼の手紙。担当者さんの人柄を感じる丁寧な文面です。そこにもちゃんと『最後の…オレンジを』としたためられています。
このフォルクスワーゲン西大須さん、過去に出会った担当者さん誰もが親切で、古くて世話のかかりすぎる愛車を2台続けて、根気よくメンテナンスしてくださいました。だから後継車をここで見つけられたことが何より嬉しい!
日本に届くまでの数週間、車両運搬中の船が沈没しないか・・・船がまさか海賊に襲われないか(笑)・・・心配でしたが、こうして無事に手元に届きました!
でも愛車との別れは寂しいもの・・・多くの苦楽を共にした分だけ寂しさも大きい! 本当に永い間お疲れ様でした。そしてありがとう!
朝陽を浴びる富士山。実は先週、山梨県へ行く所用があり、最後の遠出となった旅には万感の思いでアクセルを踏みました・・・
2台で足掛け15年。
走行距離は合わせて28万キロ。
実に地球を7周したことになります!
机の上に鎮座する世界中のミニカーたち。ライトグリーンのビートルとの数々の思い出とともに永遠に生き続けます!
ありがとうニュービートル!
(古くても車種名はニューだったのだ)
バトンは後継のザ・ビートルが受け取った。
熱く燃える情熱はハバネロオレンジとともに!