オリーブ設計 スタッフブログ

2019.07.26

暑中お見舞い申し上げます

Hisako.I

【ひめごと見聞録7月号】
明日7月27日は、土用の丑の日!
「土用の丑の日」って何のことかご存知ですか?「鰻を食べる日」ですよね(笑) では「うどんを食べる日」これはいかがですか ?実はこれも正解です!

土用とは陰陽五行説(木火土金水)で「春・夏・秋・冬」をそれぞ れ「木・火・金・水」とし、これに当てはまらない「土」を各季節の終わりの18日間に当てはめたことから、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間を「土用」といいます。つまり季節の変わり目ごとに土用はあります。

そして丑の日とは十二支の「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の丑のことです。「今年は亥年」というように年には十二支を割り振られていますが、日付や時刻、方角などにも十二支は適用されていて、12日に1度は「丑の日」がやってきます。今年の夏の土用は7月20日~8月7日で、丑が割り振られているのが7月27日というわけです。

(土用図ネットより拝借)

土用にしてはいけないこと…
それは土を掘り起こすこと。土用の期間は、土を司る土公神(どくしん・どくじん)という神様が支配するといわれ、土を動かしてはいけないとされてきました。

土用にするべきこと…
土を穏やかに、心も穏やかに。次の季節に向けて蓄え備えること。

いわゆる充電期間であり、スタートと共にポンと動けるように溜めておく時ですね。充電期間と言っても頭の中を空っぽにするのではなくクリアにする感覚です。矢を射る時のように(射ったことはないですが笑)目標を定め、雑念を払い、無心になって弓を引き、溜める…こんな感覚で次の季節を迎えられたら猛進できますね。

とは言え日常は動いてますので、なかなかこのようにはいかないと思いますが、まずは心がけから。小さい単位で考えると、気持ち良く朝を迎えるための質の良い睡眠や、お昼休み、一杯のコーヒーなど自分の中で区切りとなるものをうまくコントロールできると次に繋がりますね。

ちなみに・・・「土用の丑の日にうなぎを食べる」という風習が、庶民の間に定着したのは色々と諸説がありますが、もともとは「う」のつくものを食べると良いとされていたそうです。ですから「梅干し」でも「瓜」でも「ウエハース」でも・・・この時期の滋養強壮を考えるとやはりウナギですよね!

季節の変わり目、皆様ご自愛くださいませー