空の便で名古屋に帰るとき、シートベルトのサインが点灯し、着陸態勢になってからの景色がとても楽しみ。セントレア・中部国際空港への着陸の方向は、風向きによって異なります。
南から降りる場合は、伊勢湾の上から着陸しますので景色にあまり変化がありません。
しかし北側から降りる場合は、ちょうど名古屋市街や周辺の濃尾平野の街がよく見えますので、とても楽しみなんです♪
だから私は窓側の席が大好き、まるで子供(笑)
今日の便は満席で3列の真ん中の席、残念!
ところが…窓側の紳士はシートベルト点灯サインが出ても外の景色にまったく興味を示さない!居眠りしてるような様子。ちょっと、身を乗り出して絶景をのぞき見しました(笑)
手前から木曽川、長良川、そして向こうには揖斐川が望めます。この大河が長い歳月をかけて土砂を運び、わが濃尾平野の大地を造りました。
陸地のフィナーレは長島温泉・ナガシマスパーランドです。ここから飛行機は海を渡って空港に達します。いつもなら青いはずの海ですが…先日の大雨でとても濁っています! こうやって土砂が運ばれてきた証でもあります。
刻々と報道される水害のニュース。人は自然と共存し生きてきましたが、山沿いは土砂崩れの心配。そして、海沿いは津波の心配。起伏に富んだこの国において、人が安心して住める場所は本当は少ないのかもしれない。いつもは楽しいはずの着陸も今回ばかりは気が重い。