オリーブ設計 スタッフブログ

2014.05.23

競技のアンカーとして

Naruki.M

ご無沙汰しております。ゴールデンウィークからはじめての更新になりますね。ご愛顧いただいております皆様のお陰で忙しく過ごしております。弊社の業務につきましては、社内に目を向けますとご相談を頂いている様々な計画業務を行いながら、設計業務につきましては工程を見据えて段取りよく進めているところです。私たちの業務に関わらず、仕事には納期に従った『優先順位』 と 『段取り』 が大切ですね。弊社のスタッフたちの力量が問われるところです。

また、社外に目を向けますと佳境を迎えた現場に足繁く通っています。その監理業務というものは「工事の間違い探し」に思われがちですが、実はもっと大切な目的があるのです。私たちが考えた間取りやデザイン、仕上材など、その『設計の再考察』なのです。設計というのは正解のない仕事であることは以前も記しましたね。工事が着工した後もその問答はくり返しが続き、そうやって更に完成度を高めていく…それが監理業務の大切な目的なのです。

弊社の場合、プランやデザイン、設計というものはスタッフとの議論により構築されます。私たちの仕事はある意味、団体競技です。ですのでコダワリの強いスタッフとの問答は実に面白く、建物が完成するまで続きます。スタッフの作成した図面の隠れた良き意図や、デザインの素晴しさを再認識できた時は実に嬉しいものです!

団体競技のアンカーとして、最終コーナーで転ばぬよう走り続けている今日この頃です(笑)