明けましておめでとうございます。と申しましても、梅雨が明けたことなのです！季節は正直ですね。今年も暑くなってきましたね。さて今年の夏、私が注目している場所があります。わが事務所の目と鼻の先、久屋大通『リバーパーク』です。

今年の春、ここの並木道の樹木の『間引き』が行われてから、初めての夏を迎えたのです。毎年夏になると、この並木道は多くの木々に覆われ、緑のトンネルができて、まさしく都会の森林浴場でした。

ところが、樹木が成長しすぎて枝が重なり、個々の樹木が十分に生育できなくなったため、名古屋市の主導により、樹木を間引いて健全に育つ環境に変えたのです。ケヤキ・クスノキ、もともとあった１７７本のうち、５４本を伐採した訳ですから実に３０％の間引きです。

昨年は先ほどの写真よりも、もっと陽射しが少なく、もっともっと涼しげな緑のトンネルでした。そして運悪く間引きされてしまった木々たちは…

多くなった陽射しとは裏腹に、切り株が寂しそうです。

おっと！切り株から新芽が出ている木もあります。間伐されたことへの、ささやかな反抗でしょうか。「わしはまだ生きとるのじゃ！」って。

セミの幼虫の抜け殻を見つけました！地面から木をよじ登ったもののその先がない「まっいいか、ここで脱皮しよっ！」という感じでしょうか。そのセミの声を聞くと「夏だなぁ」って思いますね。今年は木の本数が減ってセミの密度が高くなる？セミもむさ苦しくて泣き声がエスカレートしそう？

最後に、リバーパークの季節のうつろいを感じてくださいな。

秋…あかね色や金色に染まり、色とりどりのカーペットが敷かれます。

冬…まさに銀世界！こころはペ・ヨンジュンです。(あ～寒)

どうです？　涼しくなりましたか？