オリーブ設計 スタッフブログ

2016.09.30

文殊の知恵

Naruki.M

ここ最近の計画、設計、監理業務の中で私が最も楽しかったことは…建物ができあがったこと?プランができあがったこと?それともデザインができあがったこと?

いえいえ、それがなんと 『法規チェック』 なのです!計画案に対し建築基準法をはじめ各種法律に合致しているか、その法律に適合するなかでもっとよい計画案にならないものだろうか…計画案に関わるスタッフ3人と同じテーブルにひざを交えて3時間ほど議論を交わしました。

私たちのような正解のない仕事、言い換えれば設計という仕事は答えがいくつもあります。『プラン』 もそうですし 『デザイン』 もそう。先の 『法律』 の活用の仕方も様々あります。

各自の考え方をもちより数人で議論をすれば、主観的、客観的、思いもよらないアイデアも生まれて、それを皆が口を揃えて面白がった。とてもいいチームワークの事務所になった…この組織を作ってよかったと改めて思えた瞬間。


今年に完成したオフィスビルも、この2年前の写真の時から途切れることなく、デザイン、プラン、法律の議論を重ねた…現在進めているビジネスホテルもよき建築になるよう熱き、熱き議論を重ねようではないか!

建物の規模にもよりますが、プロジェクトには3人というのが意見交換しやすい気がします。『三人寄れば、文殊の知恵』 と言いますが…

ところで 『女三人寄れば、かしましい』 ということわざはご存知でしょうか?その意味は…女性はおしゃべりだから、三人も集まれば騒がしくて仕方ないということです。女性スタッフに叱られそう(笑)