昨晩はスタッフと打ち上げの酒を交わしました。その成し遂げた仕事、店舗のご提案に対し、100点満点の満足が私にはありました。スタッフと多くの議論やスケッチを交わし、それをCADで図案化、CGでデザインを立ち上げ、また議論により再度の修正…
その繰り返しの中、スタッフが妥協しない!手間暇がかかろうと、事務所に泊まろうと、頭が疲れようと、身体がダウンしかけても、元気で業務に取り組んでくれました。
計画案というもの『完璧な正解』がありません。しかし、妥協がない私たちは、もっとよい答え、より正解に近づいた答えを探しているうち、最後はやはり残り時間との戦いになります。
ところで時計は12時間でひと回りしますね。中途半端な『12』という単位で1日や時間を定めていることが、子供の頃から不思議でした。しかし今になってその便利さがよく判ります。
例えば半日を10時間の単位とした場合、
区切りのよい数字になるよう時間を割ると
10÷2=5時間
10÷5=2時間
対して半日を12時間の単位とした場合、
区切りのよい数字になるよう時間を割ると
12÷2=6時間
12÷3=4時間
12÷4=3時間
12÷6=2時間
実に2倍の4つもの割り方がありますね!
これは60分、60秒という単位も同じで、12という単位の倍数にしたことにより、時間の割り方のバリエーションが実に多い。仕事は納期がある以上、時間との戦いです。残りの作業のペース配分を考慮するときに、中途半端なその単位はとても便利だと思います。
さて、この度もその時間との戦いに勝利し、仕事を成し遂げた達成感をスタッフは『楽しかった!』と口を揃えて言います。一人よりも多くの個性のメンバーが集まってモノ創りすることがどれだけ楽しいことか!
仕事の成否がどのような結果であったとしても楽しめたこと、確実にレベルアップできたこと、そしてスタッフの結束が強くなったこと、『完璧な正解』がない仕事ではありますが、私とっては100点満点の仕事でした!