オリーブ設計 スタッフブログ

2020.01.29

緩和は、いかんわぁ

Naruki.M
Naruki.M

今日の新聞、ちょっと堅いお話しを(笑)。それは我が街・名古屋の『容積率』の緩和。

容積率とは「敷地の広さ」に比例して「床面積の広さ」を決めるもの。つまり、その敷地の容積率が大きいほど『建物が上に、さらに上に大きく』建てられる訳で、その値は区域ごと都市計画で定められています。今回のねらいは名古屋駅前、栄周辺に限定した緩和措置。

「大きな建物を許可して高級ホテルや劇場を呼び込もう!」行政としては素晴らしい提案と考えているかもしれませんが…私の心はブルー(笑)

なぜなら、さらに街に『影』が増えるから。容積率の緩和により高くそびえ立つビル群ができてしまうのです! 特に栄周辺は名古屋駅前と異なり、緑の多い久屋大通・セントラルパークを中心に『光』の多い街でした。私もそこが大好きで事務所も住まいもそこにあります。

その久屋大通の中心に2つの高層ビルの計画! 片方は既存ビルの解体が始まっています。

(2019年10月2日 朝日新聞より転載)

そのツインタワーの間が久屋大通・セントラルパーク! 南北に続く公園にどれだけ多くの影を落とすのだろうか? 特に影が長くなる冬期はよけいに寒くなります。

観光客、特に海外からの旅行客をあてにした『他力本願』の都市計画にもうウンザリ!

安易な緩和なんて、いかんわぁ(笑)